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BL小説  神凪の恋 (ディアプラス文庫)



神社とか袴姿とか。

禰宜とか、みそぎとか。

この表紙を見ると、うっかり「神に仕える禰宜と、俗世間の男」の禁断の愛!!!

……なんて想像してしまいますが、ちょっと残念(笑)

神社の類は味付け程度です。

そういう設定よりも、全く正反対な考えの受けと攻めがちょっとずつ折り合いつけてく展開がよかったです。

そして、ドライに見えて意外と受けにぞっこんの攻めもかっこよかったです!


神凪の恋 (ディアプラス文庫)神凪の恋 (ディアプラス文庫)
(2014/06/07)
いつき 朔夜

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アメリカ帰りの理系でさっぱりした攻めの建築家、拓海。
失恋から孤島の神社に遣える神経質で後ろ向きな受け、禰宜の笙。

社の改修で知り合った二人は、いつしか互いに惹かれていく。

対照的な二人のやり取りが徐々に変化していき、「恋の兆し」がちらほらするあたりが面映ゆい!

丁寧だけど遅い受け。
荒いけど早い攻め。
キャラの印象強かったです。

良し悪しではなく、お互いの中でこれはどっちの分担だとかどっちに任せた方がいいだとか。
少しずつ折り合いをつけていく姿が、平凡だけど微笑ましいシーンが沢山。

エッチは成人男子カップリングにしては少な目。
あくまで「自分に自信がない受けに、大きな愛を与える攻め」がメイン。

乳房がなくても乳首があればいい……そうきっぱりすっぱり断言する攻めは、優男なのに自分の気持ちに対する強さがあってかっこいい!

ただ、ストーリー展開がパッとしてなかったのが残念。

陸の孤島の社だとか、好きだった従兄だとか、昔出て行った母親だとか。
いろいろな伏線があるものの、どれも中途半端が……。
気持ちが切り替わるきっかけになる出来事だとか、もうちょっと喝が入った展開だともっと面白かったのにと思ってしまいました。

前半は孤島の社でのお話。
後半は大都会東京での逢瀬に場所変え。
つまり、後半はおもいっきり都会、めっちゃ普通な場所での展開。
前述したとおり、神社や禰宜モノが好きな方だと、期待すると少しがっかり感があるかもしれません。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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