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BL小説  花屋の王子様 (ガッシュ文庫)



おもいっきり表紙買いしました。
小椋ムクさんの絵が好きなのですが、割と絵に騙されて?買って読んでイマイチ……ということも最近多井のも事実。

ですが、この本は表紙から想像する雰囲気を裏切らない中身じゃないでしょうか……



花屋の王子様 (ガッシュ文庫)花屋の王子様 (ガッシュ文庫)
(2014/02/28)
榛名 悠

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大学教授、冷徹マシンの異名を誇る年上受け、杜野塚。
花屋の店員で、朗らかイケメン王子様の年下攻め、真柴。

いつもキビキビ、人に恐れられている男と、ちょっと一見鳥頭っぽい男。
タイプが正反対の二人の織りなす噛みあってないシーンが結構面白かったです。

そして、どちらもその人相と言動と実際の行動にかなりギャップがある萌え存在。
ストーリーはあまり胸キュン場面とかない普通な感じだけど、主人公の行動を見てるだけで楽しい本でした。

マンションが火事になり、仕方がなく縁で当座下宿めいた家)に住むことになった杜野塚。
彼を出迎える数名の同居人。
そしてその同居人の一人、真柴。

最初は鉄のカーテンでもあるのか!というぐらいにみんなを拒絶していた杜野塚。
だけど、同居人たちのペースに流されて、いつしか自分でも気が付かないうちにちょびっとだけ居心地良さを感じてしまう。
そしてある夜、真柴が自分の名前を呼んで自慰してるのを見て……とようやくちょっとラブモード展開。

杜野塚は、40手前の独身教授。
独り大好き、屈折した冷徹マン。
まさに表紙のメガネの男。
絶対自分が学生なら敬遠するだろうタイプの先生なんです(笑)
でも、根は曲がったことが嫌いで、いわゆる誤解されやすいタイプ。
悩むときはぐずぐず実は悩んでみたり。
その上意外とお人好しで、頼まれると結局イヤと言えないところが、怖いのにちょっと可愛いアラフォーでした!

逆に朗らかで誰からも好かれる王子、真柴の方が、割と天然策略家。
昔杜野塚に会ったことがあってから、実はずっと思い続けていたという筋金入り。
杜野塚が嫌がっているのに、はいはいと言いながら流し流して自分の意にさせてしまうような隠れた強引さに、可愛い笑顔の裏に隠れた「攻め気質」見たり!みたいな(笑)
ちょっと強引、可愛い顔してがっつり攻め……ギャップ萌えでした。
なんか可愛いクマのぬいぐるみがいきなり男フェロ出して襲ってくる、みたいな。

杜野塚がこういう性格なので、自分が真柴を好きなのかどうかを確定するまでが長く、ほぼほぼ甘いシーンはゼロ。
が、最後の最後、ようやくのエロであえぐ杜野塚は、大人の男が屈服して乱れたときの可愛さはハンパない!
ちょっとエロ短いけれど、深く濃かったです。

巻末にちょっとだけ二人が出会う前、真柴しか覚えていない杜野塚との出会いエピソードが掲載されています。
この杜野塚のしゃきっとした言動が、かっこいい!
ついでに挿絵も最高!

しゃきっとした男、しかも恋愛とか人生出会ったためしないでしょ?と思えるような男に年下の男がいるっていうシチュエーションだけで、十分萌えを感じられるけど、まさに杜野塚はそのタイプ。

是非是非、ご堪能下さい。



テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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