BL小説  ついの絆 -芝蘭の交わり- (ビーボーイノベルズ)



遙×佳人と東原×貴史。
それぞれの書き下ろし中編が1本ずつと、昔CDジャケットについていたショートストーリーを合わせて計3本。
一応まあカップリング自体は落ち着いているこのシリーズが、今後どう展開していくのか……



ついの絆 -芝蘭の交わり- (ビーボーイノベルズ)ついの絆 -芝蘭の交わり- (ビーボーイノベルズ)
(2014/04/18)
遠野 春日

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と、思っていたら、おお、こう来たか……(笑)

今回は、はい、仕事メインでした。
そうですよね、互いの絆が強くてビクともしないなら、もう展開としては仕事に向けるしかない!

どちらのカップリングの話も、どちらかというと仕事に重きを置いたストーリー展開。
久々にそれぞれの甘い時間とか、がっつり絡み合った気持ちとかを読みたかった私としては、熱っけを感じないお話でした。

遙×佳人は、佳人のかわりの秘書の子を雇い入れるお話。
その子の成長物語(まだまだ全く未発達でこれで大丈夫か?ってな若者ですが(笑))を絡めて、脇に佳人と遙がいる構成です。

この新人秘書見習いクンを通して、遙という人物を改めて見つめなおす佳人の視点がメイン。
まあそれがお惚気だ!、そこが熱い!と言われれば、そうなんですが(笑)

仕事上の立場と、私生活での関係、このギャップにあるエロチックな絡みは食欲を十分満足させてくれるものでしたので、ここはピンポイントでおススメです!

この新人クンが今後もちょこちょこ出てくるんだろうな、と予想。
そしてこの新人クンが次の受けになったり……?(私の中では彼はめっちゃ受け)

そして東原×貴史ペアに至っては、なんとアラブでの豪遊設定!
ここにアラブ人富豪×日本人美人秘書という別のカップルが出てきて、これが別れる話と絡んで、東原と貴史があります。

こちらに至っては、どちらかというともうアラブ人×日本人美人秘書がメインじゃない?と思えるほど、そちらの方が印象も強いし、逆に東原の印象が薄い!

いや、東原と貴史の絡みや会話や恋人っぽさを思わせる言動ももちろんある。
でも、どうにもなんだか雰囲気がもうこの美人秘書に持ってかれてます!

この秘書さん、今後貴史の事務所でいやいやながら?働くことになりそうなところで今回は打ち止め。
今後の展開に期待!ですね。

たしかに東原のエロは精悍で読んでてビビッと腰を刺激する色気もある。
満足は満足ながら、やっぱりもう少し二人の絡みやもっと恋人らしきシーンがたっぷり欲しかった……。
個人的には残念。

このシリーズを買う理由、それはやっぱりこの両カップルのシーンを堪能したいから。
ちょっとしたいざこざでも、ちょっとした喧嘩でもいい。
そういうのからまた愛を確かめ合って、ガッツリ絡んで、みたいな。
ベタかもしれないけど、BL読みたいってこういうベタ展開に期待もしてるから。
そんなベタ部分がなかったってことが、逆につまらなさを感じてしまった本でした。

でも、このシリーズは追い続けます(笑)



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