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BL小説  ナイショのシンメトリ (B‐PRINCE文庫)



ふわふわ、きゃっきゃっ、
そんな擬音がぴったりの、まさしく王道一目惚れ!な、キュートなお話

イラストそのままの雰囲気です。
甘酸っぱいセンチメンタルさはあまりありませんでした、残念!

双子の弟のふりをしていたら、片思いの相手に弟と間違われたまま好きになられて……な基本ストーリーに、もっと切ない恋を想像していたのですが、これがきっぱりすっぱり切なさはゼロ(笑)

双子の弟とも仲が良くて、むしろこっちの二人の方がいい感じ?……
なんて変な方向に考えてしまうような兄弟の甘々雰囲気に、あれ???
攻め側も誤解していた割には大きな痛手はなさそうで、すかっと主人公の兄受けとくっつく展開。

なんだか、想像してたのと違う。
全体的に、軽い雰囲気なんですけど……?

ってことで、ふわふわゆるゆるな感じの会話や設定がお好きな方ならストライクゾーン圏内。

でも、相手への切ない気持ちとか胸キュンとか、もっと主人公二人に特化してくれ!と願う私にとっては、このふわゆるさがちょっとウザったかったです。


ナイショのシンメトリ (B‐PRINCE文庫)ナイショのシンメトリ (B‐PRINCE文庫)
(2014/04/05)
佐々木禎子

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双子の兄弟、航と翔。
そして翔と同じ大学に通う、イケメン俳優の藤堂。
航は昔藤堂を夜の公園で見かけて一目ぼれ。
そして今回、翔がおたふく風邪になり、翔のフリをして翔の大学の講義に出て、藤堂と再会。
でも藤堂は翔としての自分を好きになってくれたようで……

と、基本は過去沢山ありそうな設定。

主人公2人は、さわやかイケメン×可愛い小動物系。
小椋ムクさんのイラストが見事にマッチング。

でも、カップリングにはそそられるけど、なんせ二人の絡みが少ない!(笑)
少なすぎ!!!

航と翔のシーンの方がよっぽど多くて、藤堂の存在薄めなのが残念でした。

だからか、双子兄弟のシーンばかり印象に残って、恋人同士の会話とか、二人が接近する微妙な関係がよく伝わってこなくて浅く広くな内容に感じてしまったのも、素材がいいのにもったいないです!

展開も、まさに王道。
ひねり無し。

まあ、あるとすれば双子の弟翔にも彼氏がいた……という設定。
でもこれ別に必要じゃないし。
しかも、この彼氏の方がなんか攻めの藤堂より目立ってるし(笑)

個人的には、もっと切ない気持ちとか伝わってきてほしかったのと、恋愛以外の伏線が多すぎたので、微妙な感想になりましたが、兄弟の普段トークや恋愛以外の伏線を多く細かく欲しい読者様なら楽しめるかもしれません。

イラストは、どれも綺麗でした。
ぶっちゃけ、表紙イラスト買いです(笑)

もちろん佐々木禎子さんの本は密かに好きです。
派手さはないけど、けっこう堅実路線でいいツボついてこられる作家さんだなと、認識しております。

が、この本は個人的にはイマイチでした。

可愛いことは可愛いけど、あんまりおススメじゃないです。



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