BL小説  恋じゃないみたい (ディアプラス文庫)



基本砂原作品は大好きではあるのですが、ちょっと本は個人的にはハマれなかったです。

たしかに萌えはある!
しかもちょっと違う意味でのギャップ萌え。
甘いし、展開も面白いし、高校生ならではの悩みがたっぷり。

……でも、それだけと言えば、それだけで、もう一声!がなったのがハマれなかった理由かもしれません。



恋じゃないみたい (ディアプラス文庫)恋じゃないみたい (ディアプラス文庫)
(2014/02/08)
砂原 糖子

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主人公の二人、抱井と雪野は高校生の先輩と後輩。
雪野(受け)はきれいで、よく図書館に来る抱井の憧れの相手。
そして抱井は、そんな雪野に思い切って声をかけて付き合う?ことになったものの、抱井の予想を大きく外れて、雪野は思い描いていた人物とは程遠く……

そう、今回は受けの雪野がその綺麗なお顔とは裏腹に、妙に人生こなれているタイプ(笑)
そして、あからさま。
恥じらいがない(笑)
付き合い始めのもじもじとか、最初に手を握って……なんてのはすっとばして、はいセックス!と直結するつわもの

そんな雪野の本当の姿に、抱井が右往左往しながらも好きだという気持ちを突き通す姿が、逆ツボです!

もちろん、雪野も可愛いです。
その外見とは裏腹に、いやむしろ正反対な天然ストレートなところがツボでとっても可愛いです。
つまり、二人とも可愛い。
別の意味で、なんだか初々しい。
つい二人のなりゆきに引き込まれてしまいます。

とはいえ、なんだろ……
高校生の等身大の恋愛っていう意味では楽しめたけど、逆に言うとそれ以上でもそれ以下でもないところに、微妙な物足りなさを感じてしまいました。

雪野のギャップ的な性格や可愛さが、そのままストンと理解できちゃって、その意外性の裏側がなかったからかもしれません。
後半の本編後のお話もまたしかり。
本編と立ち位置などにさほど変化はなく、そのまま二人の延長戦。
それはそれで楽しいし、ホント可愛いんだけど、BLフリークとしてはあともう一つ何かを期待してまいました(苦笑)

砂原作品特有のクドくない甘さはばっちりあるので、意外性を求めなければ十分にクオリティ高い作品です。
イラストも甘くてふんわり、砂糖菓子っぽいところがこの本にぴったりでした。




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