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BL小説 素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)



今年の小林作品、ペースが速い!(笑)

いままでは非常にスローペースだったのに、今年はバンバン出版されて、 ファンとしては嬉しい限り。

そんな2013年最後の作品が、これ。
タイトル通り、「入れ替わり」話。
38歳の天然ほんわか父親広海と、17歳のしっかり息子緑也が入れ替わってしまう。

そこに、息子の友人でずっと父親に片思いしてきたやはり17歳高校生倫己(ともき)がかかわってくるという、なんともひっちゃかめっちゃかなストーリーなのですが……


素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)
(2013/12/07)
小林 典雅

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いや~、実に笑える!
面白い!
絶対、電車の中とかで読んではいけません……
周囲の人に「なんかこいつ変……」と思われてしまいますよ……

そのぐらい、ふと込み上げる笑いを抑えることができません。
ご注意を!(笑)

でもコメディだけじゃない。
シマるところは、ちゃんときゅっとシマってる、超絶コメディー&ミラクル年下攻めです(笑)

いや~、面白すぎです、この作品!

いつものごとくの小林作品独特の表現や古い題材?は健在。
38歳という広海の設定から、昭和の匂い漂う題材のオンパレード。
平成VS昭和……な笑いが多くて、昭和な人間(私もそうですが)のツボをついてくれます。

昭和な広海に、一度ばれたらストレートに平成アタック?する倫己。
当然いろんなことが噛み合ってこないんですが、それも部分も含めて、気持ちをほこほこさせてくれるラブストーリーでした。

年取ってるのに天然な広海も可愛いし、斜に構えているようで実は純粋一途に想い続けることができる倫己もかっこいいです。

そしてなんといっても脇キャラが誰もかれも個性的で面白い!

広海の息子、緑也の天然に見えて結構実路線派な物言いにざぶとん1枚。
いつまでも若々しくて、細かいことは気にしない広海の義理母の鷹揚さにざぶとん1枚。
そして、倫己と広海のことを知った倫己の母親の長セリフにざぶとん1枚。

とくにこの倫己の母親、律子はすごい!
あっぱれな母親像に、何度読み返してもキップのよさが最高!

よくもまあこれだけ思いつくなぁと感心せざるを得ない、笑える長セリフの数々に、心底脱帽です!

イラストもどれも素敵でした。 個人的に小林けい子さんの挿絵が大好きなのですが、この本のイラストもほんわかしてたり、ちょっとエロかったりと、どれもいろんな萌えを感じられるイラストばかりです。

書き下ろしは、広海と倫己を主軸にしながら、緑也とおばあちゃんが入院したときの先生、進藤先生の恋バナも題材にしてあって、2つのラブストーリーが斜めに絡みながら進行していきます。

そんなに分厚いわけでもないのにご飯13杯分ぐらいのボリューム。
大満足、おススメ作品です。

あ、でもシリアスさはほとんどないので、シリアスなのを読みたいムードの時は、おススメしません。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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