BL小説  家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)



すごくほのぼの、でも緊張感も適度にあり。

全くタイプも年齢も違う2人、でも妙にかみ合ってる。

世代が違う歩み寄っていく姿がほほえましい、素敵なストーリーでした。


家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)家計簿課長と日記王子 (二見書房 シャレード文庫)
(2013/09/24)
海野 幸

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タイトルのとおりの2人が主人公。

お金に細かくて家計簿を日記代わりにしている童顔課長周平。
そしていまどきの超イケメン人気社員伏見。

全くタイプも年齢も職場も違う2人が、周平の借り上げ寮が火事になったことで、同居を余儀なくされる展開。

同居設定の小説って沢山ありますが、このお話はそんな中、既視感が少ない新鮮?な設定だったと思います。

課長の周平(受け)は、「お金に細かい人」設定(笑)
電気の消し忘れや、水道、食費はもちろん、娯楽品は一切買わない人。
けれど、嫌な奴じゃない。
読んでて嫌味にならない「お金にケチ」タイプ。
むしろ、そのお金の使い方が可愛く思えてしまいます。

とある過去からお金に対してけちになってしまったのですが、そこまで暗い過去でもないけどちょっと切なさもあったり。

お財布を開いてお金を出すまでにいろいろ湧き上がってくる感情が細かく描写されていて、自分と照らし合わせてしまったり、なんとなく共感できる部分もあったり。
読んでいて楽しかったです。

そして対して、王子様伏見(攻め)は、会社のイメージと家でのギャップが激しいタイプ。
実はただずぼらで男子学生みたいなのに、会社では顔が良すぎていろんな噂が飛び交う始末。

その実情を知るのは課長だけ。
会社の有名人の誰も知らない顔を知るのは自分だけ。
そんなちょっとした優越感みたいなものも、課長を通して読者に感じさせてくれるニクい演出でした。

挿絵の課長も可愛くて、エロも後半かなり長いです(長すぎ?(笑))
もちろん恋愛だけじゃなく、仕事でのトラブルなどにも課長のお金に対する考え方が色濃く出ていたりと、サイドストーリーも面白いです。

挿絵は、夏水りつさん。
夏水さんと言えば、受けの泣き顔が可愛すぎる!作家様。

どの挿絵もちょっとちまっとした周平が可愛く描かれていました。



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