BL小説 雨宿りはふたりで (ダリア文庫)



年の離れた2人の恋人ごっこ。
それがいつしか本気になる。
ありふれた設定、ありふれた恋愛。ありふれたキャラ。
穏やかに、予定調和内で安心して読める小説でした。


雨宿りはふたりで (ダリア文庫)雨宿りはふたりで (ダリア文庫)
(2013/09/13)
真崎 ひかる

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偶然出会った医者博人と、高校生郁海。
博人は刹那的に生きていて、郁海は真面目に波風を立てず生きている。
でも郁海は博人を好きになり、博人はまあいいか、となんとなく生活圏に郁海を入れていく。

二人とも雨が嫌い。
その理由と過去に、二人を結びつける出来事があり、そのあたりもなんとなく予想がつく。
新鮮さはないです。

それでも、雨の日に寄り添う二人が、すごく素敵で印象に残りました。

二人の空間、二人の間にのみ存在する空気のようなものがまとわりついていて、短い私小説を読んでいる気分に。

恋愛小説でも肉体的な側面からエロスを表現するのではなく、プラトニックな関係だからこそエロスを醸し出す、みたいな。
雰囲気に二人にしかわからない特別なモノが混じっているところが、素敵でした。

実は、小椋ムクさんのイラスト目当てで購入したのですが、イラストと内容は非常にマッチしていました。
意外とピュアな恋愛モノってのも、イラストとぴったり。
表紙イラストが、2人の関係をとってもよく物語っています。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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