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不器用な恋のあらすじ (白泉社花丸文庫 こ 8-1)



売れっ子イケメン作家攻めと、天然不思議ちゃん系攻め。
これも一応王道と言えば、王道と言えるのかもしれません。

なんか、表紙見てるだけで、力関係?がくっきりしてます(笑)
だから、読む前の想像を裏切らないって意味でも、王道かも。


不器用な恋のあらすじ (白泉社花丸文庫 こ 8-1)不器用な恋のあらすじ (白泉社花丸文庫 こ 8-1)
(2013/07/19)
小宮山ゆき

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大人で、ちょっとストイックなところがある作家と、ダメダメでどこか斜め上路線行動をする作家の卵。

二人のズレた言動や、気持ちのすれ違いはまさに「不器用な恋のあらすじ」

タイトル通りの展開はあまりに不器用で微笑ましく、ちょびっと切なくて、そして楽しかったです。

ひょんなことから知り合いになって付き合いが始まった、売れっ子作家の乃木と、乃木に助けられて拾われた形になった花屋でバイト中の作家志望の優人。
乃木が有名な作家先生だと知って弟子入り希望して、身の回りのことをするようになる……
というところから始まります。

優人がめちゃくちゃ天然で、なんかずれてるところが可愛いです。
それにイラッとしつつも、次第にハマっていく乃木も、男フェロをまとった素敵男。

そう考えれば、やっぱり王道。
カッコいい攻めと、ダメだけど可愛い受け。

一見ありがちに見えるキャラの組み合わせだけど、割と平凡じゃなくて、こう味つけが他と違うってところがポイントでしょうか。

二人があまり自覚なしに、お互いが気になりだすけれど、何かビビッとくるイベントは何もない。
ただ、いつもまにか、みたいな。
流れに逆らっていない、無理してない自然な展開がよかったですよ~。

優人が乃木を好きになってから書いた小説の中身とか、優人の優しすぎる故の不器用さとか、優人の一風変わった人となりを醸し出す要素がいろんなところに散らばっていて、それをほじくって読む感じもまたオツで気に入りました!

小椋ムクさんのイラストも、結構シンプルなものが多かったですが、どれもシンプルゆえに哀愁や切なさが漂ってて、読みながらの想像に手を貸してくれる素敵なものばかりでした。

初めて小宮山作品を読みましたが、次作品にも期待させていただきたい、おススメ作品です。



テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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