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BL小説  真っ白な嘘 (クロスノベルス)



まさに「一途な愛」を文字にしたような本でした。

読み始めはちょっととっつきにくかったかも。
この話、どこにすすんでんの?みたいな。

でも話の筋がわかってくると、かなり世界に取り込まれました。



真っ白な嘘 (クロスノベルス)真っ白な嘘 (クロスノベルス)
(2012/10/10)
chi-co

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ぶっちゃけ、概要読んだだけだとあまり食指が動かないかもしれません。
ちょっと概要の書き方が平凡かも(笑)
実際わたしも買ってからずっと読まずにおいてありましたし。

……ですが、前半でおおっ!という事実をつきつけられると、そこからはがぜん読む気がわいてきます。
どうなるのかという興味もそうですが、ヤクザの2人だけど乙女チックな本筋という設定がツボにはまったんだと思います。

少しネタバレしますと、カップリングはヤクザの若頭相羽(年下)×会長藤永(年上)
二人は実は恋人同士。
でも、それは相羽本人さえしらない秘密。
なぜなら、相羽は前日の記憶を残しておくことができないから。

毎朝、前夜にあったことが思い出せない相羽は、自分が誰と寝ているのか知らない。
そして相羽は、自分が藤永の恋人であることも知らず、藤永に片思いしている(と思っている)
毎晩、藤永とめでたく結ばれても、翌日にはまた最初から片思い。

そんな相羽を愛しているのに、それを言えないまま相羽の新しい記憶に付き合う藤永が、かなり切ないです。
なにを差し置いても相羽を一番に考えている藤永。
でもそれは誰も知らない。
相羽も知らない。
どれだけ相羽を愛しているかも、当の相羽は知らない。

自分の命を捨てても相羽を治してやろうとする藤永の愛が一途すぎて怖いぐらいでした。
藤永という人間が、けっこう貞操ゆるくてふらふらしてる感があるんです。
だからこそ、彼の「一途な想い」ってのが余計に強く感じられます。

エロ的にも、かなりがっつりといたるところにあるのですが、その交わりも相羽が覚えてないという一夜 限りのことであるゆえに、余計に物悲しかったです。

全体のストーリー運びなどを加味すると、もろ手を挙げておすすめ!一気に3度も読んだ!とは言えないですが、印象とは違うのめりこめる話だと思います。

機会があれば、おすすめです。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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