BL小説  ひまわり荘の貧乏神 (幻冬舎ルチル文庫)

いろいろな意味で甘くて面白い!
「軽めタッチで読みながら笑いたいけど、だけど糖度はずっしり希望」な、ちょっと贅沢希望な読者様におススメです、これは。

ちょっと個人的にはタイトルが軽いなぁなんて思ったけど、タイトルとは裏腹に、結構中身は濃いんですよ~。


ひまわり荘の貧乏神 (幻冬舎ルチル文庫)ひまわり荘の貧乏神 (幻冬舎ルチル文庫)
(2013/04/16)
安曇 ひかる

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主役は、超ぼろいアパートに住むことになった天才系理系大学院生理一と、同じアパートで貧乏神と噂される貧乏引きこもり作家の凛。

お互いにいろいろ誤解がある中で進む、ボタンの掛けちがい的なストーリー。

この小説、まずなんといっても面白いのがキャラ。
理系にかけては天才的な大学院生理一は、その言動があまりに理系で、周りとの会話の噛み合ってなさが超絶面白いです。
読みながら福山雅治さん演じる湯川准教授を想像していたのは私だけではないはず(笑)
「ブリーフの中に出しちゃう時の凛くんは、本当に可愛い」などと真顔で言ってるイケメンだけど変な男(笑)
でもそのかっこいいのにヘンってのがたまらないツボでした!

その理一の唯一の友人、本山は逆に派手で合コン好きな理一とは正反対の男。
理一と本山の温度差のある会話がまた絶妙です。

そして理由あって貧乏暮しをしているそれなりに売れっ子作家の凛。
すぐ妄想世界にハマって勝手にあれこれ考えてしまう姿はりっぱにヲタですが、甘くて可愛いのです!

とにかくキャラ設定が面白すぎる上に、SMあり、甘々シーンありと、あらゆる萌えを網羅してくれているところもおススメ理由の一つ。

読み終わってみれば、最初から甘々じゃん……と呆れてしまわなくもないけれど、お互いに想いが繋がるまでのストーリー展開がなかなか凝ってます。
そして、読んでいて飽きないです。
次の展開の予想もなんかいい感じに裏切られました。

安曇作品は、いつもキャラが個性的で、ゆえに会話が面白いのですが、この「ひまわり荘の貧乏神」も噛みあってそうで噛みあってない会話がほんと、読み応えあり。笑いあり。

是非一度どうぞ!



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