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BL本  極道幼稚園 (二見書房 シャレード文庫)



極道(攻め)と幼稚園の保父(受け)って組み合わせはありがち。
でも極道の4歳児ってのはなかなかないかと。

極道幼稚園 (二見書房 シャレード文庫)極道幼稚園 (二見書房 シャレード文庫)
(2012/11/26)
海野 幸

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幼稚園の土地を狙ってやってきた極道の蓮也。
かっこよくてしゅっとしてるいい男。
突然の理不尽な話に、幼稚園で働くはひかりは断固応戦。
でも、なぜか連也はひかりに付き合わないか?と持ちかける。

そんなとき、ひょんなことから連也はいきなり記憶喪失、幼児退行。
4歳児に戻ってしまった……。

かっこいい極道が4歳児に逆戻り。
みかけ大人なのに中身が子供って、もう可愛いの一言に尽きます!
小椋ムクさんのイラストも、あああ可愛い!
4歳児なのに礼儀正しくて子供っぽくないところがまた可愛い!

スマートなインテリ極道の大人の時と子供の時。
そんなに受け答えとかは変わらないのに、ちょっとしたことがやっぱり子供な反応だったりして、微妙なツボをつかれました。

一応極道モノですが、極道とはいえ、いわゆる普通の極道モノにあるような雰囲気はまったくありません。
別に極道設定じゃなくてもよかったのかもとさえ思うほど、極道の仕事とかはほとんど関係ありません。
あくまでメインは、保父のひかりにちょっと言い寄ってきてた極道の跡取りが、4歳児に戻ってしまうこと。
そしてその4歳児を扱いながら、ひかりが自分の彼への気持ちを含めて考える、みたいな。
全体的に雰囲気もほんわかしてて、癒され効果もありました。

ストーリーの軸が恋愛もさることながら、かっこいい極道が4歳児になったことによって、隠れていた心の闇をみんなが知る、みたいな。
解き明かされる「親子とは」のような養育っぽさがあったのも、読んでいて面白かったです。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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