BL小説  永遠をつなぐとき ~蜜月に溺れて~ (ローズキー文庫)



木下けい子さんの表紙に惹かれて購入してみました。
やっぱり木下さんのリーマンイラストは素敵です!

帯セリフや裏表紙の概要に書かれていた内容からも、かなりしっとりした感じを想像していたのですが、内容はある意味「純愛」。

リーマンの同僚に対する純粋な「好き」をメインにした、一人エッセイっぽさがありました。


永遠をつなぐとき ~蜜月に溺れて~ (ローズキー文庫)永遠をつなぐとき ~蜜月に溺れて~ (ローズキー文庫)
(2012/12/18)
杏野朝水

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長年の同級・同僚の広也にずっと片思いしている瑞生。
人に言えない想いを抱えたまま10年以上。
そんなとき、広也が近所に転勤で来ることになる。
自分の気持ちを気づかれないように頑張る瑞生。
でも隠してきた気持ちは少しずつ溶け出していく。
自分の気持ちを悟られまいと、瑞生は広也と距離を置こうとする。

一冊使って瑞生の広也への気持ちを書いたと言っても過言ではないほど、内容は二人に特化されていてそれ以外にはなにもないです。

潔いぐらいに二人の関係が描かれていて、そういう意味での読後の満足感はありました。
それを暑苦しいと感じるかは読者次第というところ。
ちょっと瑞生の一人セリフがぐるぐる同じところを回っているようでウザったく感じる部分もなきにしもあらず……

……が、「純愛」「本当に好き」って気持ちはよく伝わってきました。

裏表紙の概略を読むと、かなり淫らなシーンがあるように想像したのですが、実際には結構エロ少なめ。
濡れ場を読みたかった私としては肩透かしでした(笑)

そして最後にあるエロは十年以上の想いを成し遂げたフィナーレとして濃かったものの、リーマンというよりは学生同士のような青さ満載。

大人の雰囲気を求めるならば、ちょっと期待外れを感じてしまうかもしれません。

わたしは初めて杏野作品を読んだのですが、一点集中砲火っぽい描き方に興味をそそられました。
他の作品で、なにかオススメな本があればもう少し手をだしてみようかな、と思った作家様でした。



テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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