BLCD 500年の営み



あれだけ読者を感動させた超大作のCD。
最初は、「あれ、1枚もの?? 期待しないほうがいいかな」と思っていたのですが、
しゅっと物語を良い具合にそぎ落として、メイン部分に時間をかけた。いい感じの作りになっていました。


500年の営み500年の営み
(2013/02/27)
鈴木達央、小野友樹 他

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よくBLCDは原作を読んでいないとわかりずらいとか、原作を読んでいるとその情景がプラスされてよいなどと言われますが、このCDは音そのものが生き物みたいにぐわっと聴き手に入り込んできます。

原作知らなくても、音がすごく語りかけてくる。
勝手に、こっちの心に入り込んでくる。

原作と比べてストーリー展開につけ足しなどはなし。
最後もまさに原作最後の場、尾瀬で会う場面で終わり。

原作はわりと分かりづらいというか、流れが右往左往する部分があって、関係とか時間間隔を注意して読んだ記憶があるんですが、CDにするとセリフで語ってくれるので、自分で読むより流れがわかりやすかったです。

音の中に没頭してるから、この世界観に浸りきれるってのもあったのかも(笑)

あと特筆すべきはBGM。
原作も超SF大作っぽかったけど、このBGMもSF大作のサントラとして出ててもおかしくないぐらい、よかったです。
なにかの映画のようにきれいで切ないメロディーで、自然と涙が誘われてしまいます。

CVは、鈴木達央さんと小野友樹さん。
本人、ヒカルA、ヒカルBとヒカルを演じわけた小野さんもすごいですが、乱暴な物言いの中で愛情ややるせない気持ちを表現する寅さんの鈴木達央さんの上手さに脱帽。
声のイメージもあっていたと思いますよ。

最後にメインのお二人のキャストトークが最後にちょこっと入っていますが、多くは語られていません。
その短く語らないところも、今回は本編の余韻が残す形になってよかったです。

何度聞きまわしても、同じところで泣けて、同じところで笑みがこぼれてしまう。
聴くたびにもっと感動する、保存版BLCDの1枚じゃないでしょうか。



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