BL小説  素直になれなくて (ガッシュ文庫)



攻めの気持ちはわかる。至って素直。
受けが好きで、おいかける。

でも、受けの気持ちがさっぱり理解できませんでした(苦笑)
だからか、なんかストーリーが上滑りしちゃって、読んでていろいろツッコんでしまった……


素直になれなくて (ガッシュ文庫)素直になれなくて (ガッシュ文庫)
(2013/01/28)
谷崎 泉

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いや、行動の元となる気持ちはわかる。
でも、そこまで頑なになることなのか?と読んでてツッコミたくなった。
つまり、まったく受けの気持ちに共感できなかったです。

もともとはペットショップで犬を飼った客琳平と店員だった帆風。
恋人だったけれど、その犬が死んだ頃からすれ違い、帆風は琳平の前から姿を消す。
琳平はずっと帆風を探していて、ようやく再会。
でも帆風は頑なに琳平を拒んで……という再会復活モノ。

琳平はIT社長でお金や地位はあるけど、性格がまっすぐ。
のめりこんだら他は見えない。仕事にのめり込めば周りは見えない。
でもそんな性格もストレートで好ましい。
ちょっと鈍なところが、好感がもてる。

そしてそんな琳平に理解を示しながらも、心の中でいろいろ不満が溜まってしまう帆風。
そんな不満を考える自分が嫌で、琳平の前から姿を消すという、「結局自分がはっきり言えないのが悪いのでは?」とまたまたツッコミたくなった(笑)。

基本受け視点なので、帆風視点。
だからか、感情が上滑りで読んでて寄り添えなかった。

この小説は「緑水館であいましょう」の続編。
前作を読んでいたらもっと理解できるのかもしれなかったけど……いや、できないな……
ぐるぐるして、自分の中でかってに結論づけてる感じの帆風が最後はなんだかうざくなってきた(笑)

しかも最後はなし崩し的に元さや。
え、じゃあこれまでのかたくなさはなんだったの???

イラストや、巻末のマンガはきれいで面白かったのに。
ちょっといろいろ残念。

再会モノ、本当は大好物なんですが、これはいただけなかったです。



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