BL小説  狼と狐の夜 (SHYノベルス293)



カップリングもストーリーも謎めいているところに面白さあり。
でも、受けがあまりに謎めきすぎていて、これで終わりなら中途半端過ぎ(苦笑)


狼と狐の夜 (SHYノベルス293)狼と狐の夜 (SHYノベルス293)
(2012/11/29)
高遠 琉加

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元ボクサー、桐嶋(攻め)
借金取りのヤクザ幹部、飴屋。
桐嶋が昔匿ったことのある正体不詳の男、零(受け)
そして、桐嶋の元妻、夏子。

登場人物は皆それぞれが過去があって魅力的だし面白い。
人間関係も深くいろいろなしがらみや想いが交差していて面白い。
ストーリーも謎めきながらちょっとずつ明かされていくところが面白い。
零という男の本名はなんなのか、生い立ちはどうなのか、何もわからないところも面白い。

基本、面白い。
新橋の鉄板焼き屋を営む元チャンプボクサーが、とある事件めいたことにかかわっていくお話。

糖度は低いけど、そこにたしかに思い入れみたいなのはあって、粗野な中の優しい手つきでのエロは哀愁とねっとり感が合間って素敵。

だけど……さすがに受けの零、謎すぎて、最後は拍子抜け。
これで終わり?みたいな。
作者があとがきで「続きを書かせてもらえるなら……」と書かれていましたが、まさに、です。
これで終わりだったら、ちょっとひどい(笑)
まだなにも受けの零のことがわかってない。

この本読んだだけじゃ、「よかった!」とはまだ言えないですが、シリーズ化したら面白くなりそうな要素はたっぷりつまってました。
シリーズもの好きな方、気長にいくのが好きな方、先物買い?でどうぞ。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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