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BL小説  ブラザーコンプレックス (SHYノベルス296)



タイトル通り、ブラコンの兄弟のお話。
表への出し方違えど、両方ともブラコン。
そしてそれはブラコンではなく、ブラコンを超えた恋だった。


ブラザーコンプレックス (SHYノベルス296)ブラザーコンプレックス (SHYノベルス296)
(2012/12/22)
椎崎 夕

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全体としては……なんかつまらなかったです。
先が読める。
後半出てくるだろう伏線が予想できる。
ブラコンに話題が特化してて話が広がってかない……などなど。
面白くない部分が目立ってた感じでした。

完璧な小説家の長兄に対してブラコンの次男。
次男にも三男にもいつも優しい長兄。
だけど、長兄には次男の知らない顔があり、それを知ってしまった次男は戸惑ってしまい……
という、割と狭い枠の中でのストーリー展開。

話自体は胸躍るような部分はないながらも兄弟モノとしては普通路線だったはず。
なのに……
兄弟モノならではの背徳感がない!!!
なんかこう、爽やかすぎて、うしろめたさとかゼロ。

ネタばれちょっとすると、まあ本当の兄弟じゃないなどなど、恋愛しても大丈夫な関係ではある。
でも、ふつう兄弟として過ごしてきたなら、うしろめたさとかいろいろない???

加えて、個人的には全くこの主人公の次男に共感できませんでした。
いや、共感できる出来ない以前の問題。
長兄にいきなり告白されて「兄として好きとしか思えない」と一度は兄を受け入れない体制の次男。
だけど最後に友人に諭されて好きだと自覚するその心の動きが単純すぎと……個人的には理解できませんでした(苦笑)

そのあたりの心の機微がもう少しわかりやすいと、よかったのになと残念。
ブラコンという言葉に左右されすぎ?ていた感がありました。

それ以外にも、本当に必要なのかそうじゃないのか不明な脇役が何人か登場。
インパクトもそれなりなのに、主人公たちとの関係性はいまいち曖昧。

兄弟モノがお好きな方にも、これはあまりおススメじゃないです。

穂波さんのイラストは、ストーリーのイメージとぴったりでそのタッチの淡さが非常によかったです。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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