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BL小説  ドアをノックするのは誰? (二見シャレード文庫 は 3-6)



遊び人の男フェロある大学講師×貞淑な妻を具現化したリーマンの組み合わせ。

受のリーマンの性格設定がとても新鮮で、読んでいて反応が予想できないところが面白かったです。


ドアをノックするのは誰? (二見シャレード文庫 は 3-6)ドアをノックするのは誰? (二見シャレード文庫 は 3-6)
(2007/03/29)
鳩村 衣杏

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高校生で両親が他界して、その後弟と妹を育てあげてきたリーマンの頼久と、その頼久を軽い気持ちで誘った遊び人の甲田。
頼久は簡単に甲田にOKを出して、二人はつき合いはじめるけれど、甲田の浮気相手にも頼久は文句を言わず、むしろ浮気を勧められたりもする。
一体どういう考えて頼久は自分と付き合っているのか、何を基準にしているのか甲田は測りかねて……という、「貞淑な妻」は何を考えているのか?がテーマのようなストーリー。

なんといっても話の展開の切り口が斬新で、読んでいて飽きませんでした。

特に冒頭にも書きましたが、頼久の言動が普通とは違うので、読んでいて甲田と一緒にあれ?と悩んでしまったり。

そしてそんな頼久の言動は、彼なりの思考があり、甲田と一緒にいることによって次第に本人すら気が付いていない本心を表していく……という、頼久の閉ざされた心が開いていく過程も読んでいて面白かったです。

頼久だけじゃなく、甲田も遊び人の割に可愛いところがあって、その可愛さゆえに甲田、憎めない、みたいな(笑)

カッコいいのに、一人の男に入れあげて自分の生活を改める姿が微笑ましい!

頼久に近づく男に嫉妬剥き出しで牽制してしまう姿が男っぷりがあるだけに可愛い!

貞淑な男はベッドでは色気むっちりに天然で豹変するところも、ミダラで素敵。

遊び人の男が貞淑な男に気持ちをわしづかみにされて悩んでいくストーリーは、遊び人の男に勝つって征服感もあって読んでいて気持ちが良いです(笑)

最近続編が出ましたが、両方合わせておススメです。



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テーマ: BL小説 | ジャンル: 小説・文学
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