BL小説 恋する臆病者(チキン) (ディアプラス文庫) の感想

最近思ったのですが、月村作品はわりと「ボタンの掛け違い」系な展開が多いですよね。 お互いに誤解して、お互いに誤解したまま行動に走り……みたいな。 そう、芸人さんでいうと(ちょっとマニアック?ですが)「アンジャッシュさん」 彼らのコントは、まさにボタンの掛け違い系。 お互いに何かしらを誤解していて、そのまま話が進み、最後につじつまが合わなくなって、あれ?みたいな。 過去の月村作品でも「嫌よ嫌よも好き...

BL小説 青くて、甘い (ショコラ文庫) の感想

個人的にひのもと作品は「痛切ない」作品って位置づけなのですが、この本は「痛切ない」というより「空回り切ない」 いや、のれんに腕押しな攻めに振り回されて「セルフ切ない」を演じた受けが客観的に「切ない」 なんとも、後味が微妙なお話でした。 青くて、甘い (ショコラ文庫)(2015/02/10)ひのもと うみ商品詳細を見る 美容師でイケメン、年上攻の神田。 大学生で普通、友達いない無愛想受の充彦。 神田...

BL小説 海に天使がいるならば (幻冬舎ルチル文庫) の感想

性格が正反対の双子兄弟と、彼らの家庭教師だった年上青年の「疑似?三角関係からの普通の双方向恋愛」ストーリー。 ちょっと全体的にぬるめ。 ぱきっとした恋愛観とか展開がないから読後の充実感はイマイチでしたが、まったりのんびり?味わいたいなら、これはこれでアリです。 海に天使がいるならば (幻冬舎ルチル文庫)(2014/12/15)安曇 ひかる商品詳細を見る 疑似三角関係なので、実際には三角じゃありません。 ...

BL小説 おやじ貸します!? 兄弟屋顛末記 (プラチナ文庫) の感想

「くろねこのなみだ」など高評価が高い夏乃作品の中でも、なかなかどうしてちょっとコケティッシュ。 でもコメディじゃない。 「寂しいコケティッシュ感」 これがかなり癖になる味でした…… おやじ貸します!? ~兄弟屋顛末記~ (プラチナ文庫)(2015/01/09)夏乃 穂足商品詳細を見る 裏路地でなんでも屋を営む兄弟の兄、尚。 彼の依頼主である弟伸の知り合いである強面ワニ目の新堂。 尚の弟なのに、ド派手でモテモ...

BL小説 家族になろうよ (SHYノベルス)の感想

月村作品の個人的なイメージは「ちょっと微笑ましくて、ちょっとどこか可笑しくて、でもふわふわキュンっとしちゃうようなライトラブ」だったんですが、この「家族になろうよ:はふわふわキュンが少な目。 すごく笑える天然系シーンもない。 どちらかと言えば、シリアス系とも言える小説。 理由は、受けがかなりネガティブ志向だから。 いろいろ生い立ちで苦労があった受けの北爪空。 そんな空が、とある家族と知り合って、...